エデュテック(EduTech)とは何?
最近耳にするようになった、エデュテックと言う言葉。
この意味を御存じでしょうか?
ざっくりいうと、【教育✕ICT】をさしており、情報通信技術を教育のために利用されているものといえます。
GIGAスクール構想を迎えるにあたり、日に日にたくさんの情報機器が世にでています。
数ある中でもおすすめのICT機器のグッズを紹介します。
デジカメ
授業記録、子どもの記録としても欠かせないのがデジタルカメラです。
学校から借りられるものもありますが、教員一人一台分はないことが多く、
順番待ちや使ったらすぐ返すという手間が煩わしいのが実情です。
自前のカメラで、いつでもどこでも記録を残せるようになるだけで、授業の効率が上がり、学級通信にも活かすことができます。
教員のカメラは光学20倍以上のズームができるものを
教員が撮る写真の被写体の多くは子どもです。
撮る場面として学年行事や課外授業などが挙げられ、離れたところから撮ることが非常に多いです。
そのためズーム機能は少し良い物を選びましょう。
オススメは光学ズームが20倍以上効くものです。
20倍あれば、十数メートルならば楽々撮ることができます。
また、運動会などのスポーツ行事はもちろんのこと、
日々の生活でも、子どもは止まっていられないので、ブレ防止機能も良いものだとさらに安心です。
オススメのコンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジカメの良い所は、とにかく操作が簡単なところ、
↓でオススメするものは、カメラ初心者でも操作しやすいものとなっております。
キャノン:Power Shot SX70 HS
一つ目は、キャノンのパワーショットです。
特筆すべきは、光学65倍ズームができること!
野鳥を撮るのに使っているユーザーが多いことからも、ズーム機能が優れていることが分かります。
また、ズーム機能が良いと重くなりがちですが、610gと比較的軽量な点も嬉しいポイントです。
4K動画にも対応しているので、一台で写真も動画もきれいに納めることができます。
ソニー サイバーショット DSC-WX800
もっとコンパクトで軽い物が良いという方はコチラ。
光学ズームは28倍と、上記のキャノンに劣りますが、重さがなんと233gという軽さ!
こちらも4K動画を撮ることができ、ブレの補正も速いため、サッと使いたいときに重宝する1台だと思います。
キャノン
アウトドアなどのタフな環境にも耐えられるカメラ。
小学校の先生には、このカメラをおすすめします。
なぜなら、10m防水、1.8mの耐衝撃、防塵機能がついているからです。おまけにマイナス10度まで耐えられます⛄
子どもたちにカメラを持たせると、ありのままの自然な顔でとれる場合が多く、魅力の一つです。
しかし、落としたり濡れた手で触ったりと、精密機器の扱いとはかけ離れた使い方をします。
このカメラであれば、ちょっとぐらいタフな使い方をしても問題ありません。
唯一の欠点は、光学ズームが3倍しか効かないこと。。。
ズーム機能よりも丈夫さを求めたい人にオススメです。
オススメのミラーレスカメラ
より本格的に使いたい人は、ミラーレスを選びましょう。
レンズの着脱により、より望遠で撮ることができます。
もう一つのジャンルとして一眼レフもありますが、カメラ業界としては縮小傾向です。
ミラーレスは、パーツも現状維持/増加傾向にあるので、こちらをおすすめします。
ただし、コンパクトデジカメより高額になります。。
キャノン:EOS R10
EOS Rシリーズの中で最軽量、382gです!
R7の下位モデルとなり、初・中級者向けのカメラになります。
特長は、1秒間に15枚とれる高速連写機能です。また機能を電子シャッターにすると1秒間に23枚撮ることも可能です!
また、被写体追尾の機能が搭載されており、一度捕まえると、被写体を離すことがありません。
追尾機能は、このクラスのカメラには滅多に搭載されておりません。
再度ピントを合わせる必要が無いので、子どもの一瞬の動きを逃すことなく収めることができます。
ソニー : α6600M
動きの多い被写体を撮るのにソニーは強いとされています。
αシリーズは一桁の数字であるとプロが使うような高機能&高価格ですが、
それ以外であれば、一般の人にも手を出せる値段となっております。
APS-Cサイズのセンサーを搭載していることが理由ですが、初心者にはバランスの良い機能が備わっております。
特にオートフォーカスの機能が優れており、この価格帯ではトップクラスです。
バッテリーもZバッテリーというものも使用しており、810枚の静止画を撮れる耐久力となっています。
高いデジカメを買うのが怖いという方に…レンタルサービス
10万円以上するデジカメを買って、イマイチだった・・・という後悔をしたくない方には、
レンタルサービスをおすすめします。
レンタルサービスでおなじみのGEO(ゲオ)は、家電、カメラ、スマホのレンタルも行っています。
物により値段は前後しますが、4泊5日で一万円台で借りることができます。
風景や人物、接写など、じっくり試してから買うことができるので、
慎重派の方にはお勧めのサービスです。
時間の無い教員の味方:カメラのキタムラ ネットショップ
上記で紹介したカメラがすべてそろっているのはもちろん、
重宝するのは、購入した後もです。
重宝するのは、ネットプリントサービスです!
スマホで撮影したものを現像するアプリはありますが、
まさか学校で撮ったものを私物のスマホに送るわけにはいきません。
カメラのキタムラは、カメラのSDを挿れたパソコンから選んで現像することができます。
SDを店舗に持っていく必要がないので、紛失による個人情報のデータ流出もありません。
(ネットプリントを利用してよいかは学校に確認しましょう)
1枚45円からなので、教室に掲示するぐらいであれば、お財布もほとんどいたみません。笑
また、ハーフサイズという特殊なサイズも扱っているので、写真掲示のアクセントとしても使えます。
会員登録もYahoo!と連携できるので、簡単に済ませることができます。
カメラの購入ついでに登録も済ませてしまうことをお勧めします。
授業で使いやすいプロジェクター
黒板に映像を映し出すのに欠かせないプロジェクター。
教室で使うことを考えると、選ぶポイントは2つあります。
- 短焦点タイプのもの
- 輝度が高いもの
短焦点を勧める理由は、普通のプロジェクターだと、焦点を合わせるために一番前の座席の子を移動させることになるからです。
いちいち移動してもらうのも面倒ですし、プロジェクターの排熱は結構熱く、夏場は子どもたちに不快な思いをさせてしまいます。
輝度については、教室はカーテンがあっても遮光性が弱く、明るいので、輝度(ルーメンの数値)が低いと、
後ろの席の子は見えにくくなってしまうのです。
少なくとも3000 lm(ルーメン)は超えたいところです。
短焦点×高輝度4000lmのプロジェクタ: FunLogy 4000
一つ目におすすめするのが、4000ルーメンを誇るファンロジー社のプロジェクターです。
非常に明るく投影できるので、教室であれば後ろのカーテンが開いていても、はっきり見ることができると思います。
会議室や理科室など、少し大きめの部屋に移動しても全く問題なく見られるので、汎用性も高いです。
参考までに、下に投影インチとスクリーンまでの距離を載せておきます。
超単焦点プロジェクター:FunLogy Air
こちらもファンロジー製です。
特筆すべきは壁際0cmで60インチの投影ができるところ。
ゼロ距離でも投影できるため、黒板と接触させて使うことができます。
そのため、教員が前に出ることで遮ることはありません。
子どもが前に出て発表するときもまぶしい思いをさせないで済みます。
壁付のコンセントに最短距離で差せるため、コードが床に伸びきってつまずくこともありません。笑
また、Android OSも搭載しているので、ユーチューブなども、スマホにつなぐことなく見ることができます。
輝度こそ1800lmと少ないですが、狭い教室にぴったりのプロジェクターといえると思います。
Bluetooth対応スピーカー
プロジェクターで音声を出力する場合、広い特別教室では足りない場合があります。
また、最近はteamsやzoomなどでオンライン授業を行うときもあり、
パソコン本体の出力に任せていると、子どもたちに音声が行き届きません。
そこで、Bluetoothのスピーカーを教室に1台設置することをお勧めします。
5000円前後でも、十分な性能のスピーカーはたくさんあります。
また、防水機能付きのものもあるので、小学校勤務の方はタフなものを選んでもよいでしょう。
ヘッドセットマイク
かつての出張もオンラインで済ませることも増えてきました。
講義や講演をオンラインで校内で行うことも多々あります。
音量を気にせず双方向通信を保つためにヘッドセットマイクの購入をおすすめします。
そこまで使うことは多くないので、多機能のものでなく、シンプルなものでよいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
ICT機器は値が張るものが多いです。
しかし、授業に関するものは毎日のことなので、できるだけストレスなく使いたいものです。
長年の愛用品になるものだと思いますので、少し予算を大目に見て購入することをおすすめします。
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